冬の風物詩
ススキノにある複合商業施設ノベルサの7階にある観覧車ノリアで、今年もスノーミクをラッピングした観覧車が運行している。期間は2016年12月1日(木)~2017年3月31日(金)まで。
今年のテーマ「北海道の冬をイメージした星空/星座」を元にデザインされたスノーミクが、冬の札幌を華やかに演出している。
夜景スポット「観覧車ノリア」
巨大な観覧車がランドマークのノベルサは、ススキノの複合商業施設だ。ファッションからアミューズメントまで30以上の店舗が入り、飲食店も充実している。
7階にある観覧車は、北海道唯一の屋上観覧車で地上78メートルにあり、大きく切られた窓からは、360度札幌の街並みを眺めることができる。「ノリア」とはスペイン語で観覧車のことだ。
観覧車内にはヒーターも備えられており、真冬でも安心して夜景を満喫することができる。入り口も広く、車いすでも楽に乗降できるのも魅力の一つだ。
クリスマスシーズンはイルミネーションが施され、乗るだけでなく、外からの撮影スポットとしても人気が高い。また、シーズンごとにラッピング観覧車も登場する。いまは、「初音ミク」の冬バージョン「スノーミク」仕様の観覧車が運行中だ。
札幌出身の「初音ミク」
「スノーミク」とは、2010年に「さっぽろ雪まつり」で人気バーチャルシンガー「初音ミク」の雪像が登場したのをきっかけに、冬の北海道を応援するキャラクターとして定着した。ラッピングは、観覧車以外に路面電車やバスなどにも施され、観光客の目を楽しませている。
「スノーミク」のデザインは、毎年テーマに沿ったデザインをインターネットで公募する。今年のテーマは「北海道の冬をイメージした星空/星座」。今年初となるウェブ投票で、公募の中から選ばれた。青を基調とする、雪の結晶や星をあしらった幻想的なデザインとなっている。
ラッピング観覧車に乗車すると、「SNOW MIKU 2017」のポストカードが特典としてもらえるという。
料金は専用チケット800円が必要で、通常タイプの観覧車(600円)とは異なっているので注意が必要だ。
(画像はホームページより)

ノベルサ公式サイト
http://www.norbesa.jp/index.php