北海道開拓の村の冬
北海道開拓の村は、明治から大正、昭和初期において、北海道各地に実際にあった建造物を広大な敷地に移築復元した野外博物館だ。
敷地全体を農村、漁村、山村、市街地のエリアに分類してあり、100年以上前の北海道開拓時代の生活を体感できる。
特に冬は、開拓時代の厳しい北海道の暮らしを乗り切るための知恵を学べる。入場料は、一般800円、高校大学生600円、中学生以下と65歳以上は無料。
馬ソリ
夏は、馬車が村内を走っているが、12月から3月末までの土曜日、日曜日と祝日、そして、さっぽろ雪まつりの期間中に、開拓時代から北海道の冬の重要な交通手段であった、馬ソリが運行される。
雪の上を白い息を吐きながら、北海道の馬、道産子がソリを引く姿は開拓時代の原風景を思わせる。料金は15歳以上大人250円、14歳以下子供100円。運行ダイヤはHPを確認。
開拓の村名物
開拓村の中には食堂があり、休憩ができる。村食堂では、パリパリした表面に、中はもちもちした触感がする、北海道のジャガイモを材料にした、名物の「いももち」をはじめ、オリジナル定食の「屯田兵定食」、ジンギスカンなどが味わえる。
12月のイベント
12月18日(日曜日)は、冬至の「かぼちゃ粥」が提供される。
12月23日(金曜日)は、午前10時から午後3時半まで「もちつき」が開催され、教会では、午後1時と午後3時にクリスマスの礼拝が行われ、賛美歌が歌われる。当日は、サンタクロースが乗った馬ソリが、村内を鈴の音を鳴らしながら走る。

北海道開拓の村
http://www.kaitaku.or.jp/