今年も残り2か月となり、年末の慌ただしさと同時に、クリスマスの賑わいも感じ始めた。
札幌では、今年で15回目を迎える「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」が開催される。日時は、11月25日金曜日から12月24日土曜日、午前11時から午後9時まで、場所は、大通公園2丁目や、さっぽろホワイトイルミネーション会場など。
期間中は「さっぽろホワイトイルミネーション」も開催中のため、札幌の街全体がキラキラとデコレーションがされ、雰囲気を存分に楽しみながら、ビールやドイツの味も楽しめる。
出店店舗やイベント情報の詳細については今後、発表される。
クリスマス市ってなんだろう!
ドイツでは、国中のあらゆる町や村の広場などでアドヴェントの期間(11月30日からクリスマスイブまでの約4週間イエス・キリストの降誕を待ち望む期間)にクリスマス市が開催される。
クリスマス市では、町中にクリスマス飾りの店やクリスマス菓子、焼きソーセージなど様々な屋台が並び、町中にクリスマスのデコレーションがされ、夜はイルミネーションの明かりが暖かく町中を照らし、まるで夢の世界のようになる。
そもそもミュンヘンと札幌のつながりは?
ミュンヘンと札幌には多くの共通点がある。まず、ミュンヘンのビール、札幌のビール、「ビールの街」として互いに有名である。
そして冬季・夏季オリンピックの開催地として1972年に共に選ばれた。それをきっかけに市の交流が活発になり、地理的な緯度や人口も似ていることから姉妹都市となる。
そこから30年経った2002年、ミュンヘンをより多くの人に紹介しようということから、札幌でミュンヘン市の大きな行事であるクリスマス市を開催したのが始まりだ。

第15回 ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo
http://www.sapporo-christmas.com