北海道の海辺に流れ着く宝物を探す
札幌市厚別区の北海道博物館では10月14日(金)から11月27日(日)の期間、第6回企画テーマ展「きれい?不思議?楽しい!?漂着物 ―北の海辺でお宝みっけ!―」が開催される。同館は9:30~16:30(入場は16:00まで)まで開館しており、観覧料は無料。
期間中は特別展示室にて北海道の海辺に流れ着いた貝殻やガラス玉をはじめ、巨大なクジラや海外の不思議なもの珍しいものを見ることができる。また、漂着物をめぐる人びとの活動を紹介する展示もあり、講演会や講座も開催される。
漂着物をもっと深く知る講演会や講座も開催
期間中は漂着物に関連した講演会や講座も開催される。
11月3日(木・祝)には、国立科学博物館の山田格氏による講演「漂着するクジラを追って」が館内の講堂で行われる。定員は100名。
クジラの漂着が全国でも大変多い北海道。漂着研究の第一人者である山田氏が、日本だけでなく世界での漂着現状とクジラの生態や海洋環境の変化について語る。
11月20日(日)には、文書のなかの「漂着」をたどるとして講座が開催。定員は50名。明治から昭和初期の公文書や新聞中にある「漂着」についての記録を学ぶ。
北海道に漂着した人やもの、動物などの記録から興味深い事例を選び海からきた不思議な出会いをたどる。

北海道博物館ホームページ
http://www.hm.pref.hokkaido.lg.jp