6年ぶりの来札クリスト氏講演会も開催
札幌宮の森美術館では2016年10月5日(水)から2017年1月29日(日)の期間、開館10周年を記念してクリスト&ジャンヌ=クロード最新作を含む展覧会を開催する。3日(月)には6年ぶりに来札するクリスト氏講演会も。
クリスト氏は妻のフランス人美術家、ジャンヌ=クロード氏とともに「クリスト&ジャンヌ=クロード」の名で活動する環境芸術家。ランド・アートとされることもあるが、本人は自らの作品をランド・アートとはしておらず、壮大なスケールで景色を変貌させるその野外アートは独自の芸術概念を作りあげている。
本年6月には、北イタリアイゼオ湖でThe Floating Piers, Lake Iseo, Italy, 2014-16(フローティング・ピアーズ)を発表したばかりだ。
開館10周年を迎える札幌宮の森美術館
2006年4月、20世紀後半以降の文化や芸術に関する美術館として、宮の森ミュージアム・ガーデン内に開館した札幌宮の森美術館。
多岐にわたる貴重な作品や資料をはじめ、絵画・写真、立体造形などの有効活用や調査研究を目的とし、国内外の関係機関と共に多くの展覧会やイベントを開催してきた。より開かれたオープンな美術館として注目を集めている。

札幌宮の森美術館
http://miyanomori-art.jp/exhibitions/