短編映画を通じて新しい世界の価値観を
札幌市では10月10(月)から16日(日)までの期間で札幌国際短編映画祭を開催する。
例年、札幌市内中心部をメインとして会場が複数設けられ、国内外から優れた作品が集まる同イベントは、短編映画(ショートフィルム)の新たな活用方法をはじめ、短編映画の産業化を進めるのが目的。
昨今メディアの多様化、動画サイトの急速な拡大を受けて、映像コンテンツに触れる機会が飛躍的に拡がっている事をうけ、エンターテイメント性が高く時間の制約が短い短編映画は世界的に注目を集めている。
国内で唯一の短編映画マーケット
同イベントでは応募作品の売買の場も設けている。マーケットでは参加する約2,000本の作品を観ることが可能。
このような場は国内では唯一だ。短編映画の産業は国内では未成熟で、その可能性は注目を集めている。
開催中は各国の監督も多く参加し、様々な機関もレセプション等を開催する。
札幌国際短編映画祭とは
2006年よりSAPPOROショートフェスト実行委員会と札幌市により開催されている札幌国際短編映画祭。通称SAPPOROショートフェスト。
毎秋、札幌市内中心部で1週間程度の期間開催され、1分から30分以内の短編映画を上映する。
2006年の第1回開催以来、約12,000本の作品が世界120の国と地域から集まり札幌で上映されている。動員数は延べ4万人を越えた。

札幌国際短編映画祭ホームページ
http://sapporoshortfest.jp/