コスパデートで楽しさアップ
札幌でデートを楽しみたいというときに、可能な限りお金をかけずに、いかに楽しく過ごすかを考えるのも新しい楽しみ方かもしれません。節約したお金を貯めて、別の楽しみに思いを巡らすのも楽しいものです。
デートの費用
デートにかかる費用は大きく分けると、交通費、飲食費、利用料の三つです。この内、ゼロにできないのは飲食費(お弁当を用意できれば別ですが)ですね。交通費と利用料は、歩く、無料のところにしか行かない、を徹底すれば達成可能です。
ということで、交通費、飲食費、利用料の三つをできるだけ安価にあげる方法、スポットを探してみました。
交通費
地下鉄・路面電車地下鉄1日乗り放題の「地下鉄専用1日乗車券」(大人830円)があります。土日祝日専用バージョンが「ドニチカキップ」で大人520円。年末年始も使えます。「ドニチカキップ」の路面電車専用板が「どサンこパス」。こちらはさらに安くて大人360円です。
バスバスは、ジェイアール北海道バスの「1日乗りほーだいきっぷ」が良いでしょう。札幌圏内路線が大人800円で1日乗り放題です。
自転車もうひとつ、自転車という手があります。札幌には「ポロクル」というサイクルシェサービスがあります。利用料金は、1日プランで1,080円です。
飲食費
昼食の節約を想定します。探せばワンコインで満足ランチが食べられるところがありますよ。
北海道大学 生協食堂北大生協の中央食堂が一般利用可能です。単品を組み合わせて300円以下で食べることができます。うれしいことに土日も営業しています。
住所:札幌市北区北12条西8丁目
アクセス:札幌駅北口から徒歩約15分
北海道庁 本庁舎地下食堂赤れんがで有名な旧庁舎の裏にある本庁舎の地下食堂がお得です。定食は500円前後、麺類単品は300円前後です。でも残念ながら土日祝日はお休み。
住所:札幌市中央区北3条西6丁目
アクセス:札幌駅西通り南口から徒歩約8分
札幌市役所 地下食堂大通りのテレビ塔近くの北側に高くそびえる札幌市役所。ここの地下食堂もおすすめです。定食類は500円前後。カツ丼、牛丼などは270円。かなりお得ですね。こちらも残念ながら土日祝日はお休み。
住所:札幌市中央区北1条西2丁目
アクセス:地下鉄「大通」駅から徒歩1分
利用料
利用料に関しては、「無料」のところを探してみました。けっこうあるものです。市街地で三つ、ちょっと離れたところでひとつご紹介します。
北海道大学 総合博物館1929年に建てられ、理学部本館として使われた歴史を感じさせる建物に、建学以来保存されてきた300万点以上の学術資料の中から約1万点が無料公開されています。マンモスの実物大模型が見どころ。
住所:札幌市北区北10条西8丁目
アクセス:札幌駅北口から徒歩約15分
北海道庁旧本庁舎通称「赤れんが庁舎」。北海道を代表する建物です。大きな建物ではありませんが、その風格は周囲のビルを圧倒しています。内部は無料公開されていて、北海道の歴史に関する資料が展示されています。
住所:札幌市中央区北3条西6丁目
アクセス:札幌駅南口から徒歩8分
札幌市資料館札幌控訴院(要するに裁判所)として1926年にできた建物で、国の登録有形文化財に指定されています。観光スポットとしては無名ですが穴場です。見どころは、裁判所として使われていた頃の法廷を復元した「刑事法廷展示室」と札幌出身の漫画家・画家、おおば比呂司の作品が展示された「おおば比呂司記念室」。
住所:札幌市中央区大通西13丁目
アクセス:地下鉄東西線「西11丁目」駅から徒歩約5分
円山札幌中心部からちょっと離れます。藻岩山の隣に円山という小さな山があります。標高わずか225m。麓の円山動物園や北海道神宮が有名ですが、今回は登ってしまいましょう。登山ルートも整備されていて、山頂まで1時間かからずに登ることができます。エゾリスに出会えるかもしれませんよ。
住所:札幌市中央区円山
アクセス:地下鉄東西線「円山公園」駅から徒歩約10分(八十八カ所ルート登山口まで)
まとめ
いかがでしょうか。徒歩・地下鉄、市中心部・郊外、自然・歴史など、組み合わせは自由です。二人で知恵を絞って、二人だけのオリジナルデートコースを組み立ててみませんか。
(画像は写真ACより)