今年も「馬そり」頑張ります!
北海道開拓の村で12月17日(土)から、今季の「馬そり」の運行が始まった。夏は馬車鉄道で村内を巡るが、冬は馬そりに変わる。力強いドサンコの雄姿とレトロな街並みを楽しもう。
冬の風物詩「馬そり」
北海道開拓の村は、北海道開基100年を記念して1983年に開設された。北海道開拓時代の建物を道内各地から移築・復元し、保存している。当時の生活や情景が忠実に再現されており、100年以上前の北海道の様子を味わうことができる。
「馬そり」は、北海道開拓の村の開村時から毎年恒例で行われている。オスのドサンコ(北海道和種馬)が、乗客9人を乗せて村内のコースを約10分かけて巡るほか、同村の職員が同乗して各施設をガイドしてくれるので、歴史に詳しくなくても十分楽しめる。
かつて木材を運んでいたそり「八八(ばちばち)そり」を改造して人が乗れるようにしているのも特徴で、見た目よりもスピードがあり、ドサンコの力強さを体感できるのも魅力だ。
12月23日(金)には「サンタの馬そり」も登場する。馬そりに乗ったサンタクロースが、鈴を鳴らして雪で真っ白に包まれた村内を走るほか、クリスマスカードづくりなどクリスマスイベントを多数予定している。
馬車鉄道と違い、運行本数は1日10便前後で特に発車時刻は決まっておらず、人が集まったら出発するという。2017年3月末までの土日祝日に運行し、さっぽろ雪まつり期間中(2017年2月6日~12日)は連日乗車できる。
(画像はホームページより)

北海道開拓の村
http://kaitaku.or.jp/