「2510、スマイル宴」推進
札幌国際観光株式会社のセンチュリーロイヤルホテルでは、市の推進する「2510(ニコッと)、スマイル宴(うたげ)」に参画し、12月14日より取り組みを開始。宴会を行う団体が対象だが、個人の旅行者も理解しておこう。
札幌市の食べ残し削減活動
札幌市では、まだ食べられるのに捨てられてしまう食べものや料理「食品ロス」を減らす取り組みを行っている。
平成24年度の食品ロスは、家庭から312万トン、食品製造業や外食産業から331万トン、合計にすると624万トンにも及ぶ。そのうちレストランの外食産業で発生する食品ロスは119万トンで、生ゴミとして捨てられるうちの実に62%を占めるという。
そのため市では家庭と外食産業へそれぞれ協力を呼びかけており、今回センチュリーロイヤルホテルも賛同。
「開始後25分間と終了前10分間は、料理を楽しみましょう」「たくさん残っているテーブルから、少ないテーブルへ取り分けましょう」などの推奨を、ホームページ、Facebook、ホテル内に掲示している。
注文しすぎ、食べ過ぎには注意
もちろんこれらは宴会の取り組みだが、個人旅行でも同じことが言える。
食材が豊富な北海道は、食べ歩きも旅行の醍醐味だが、同ホテルをはじめ、お店が心を込めて作った料理をしっかり味わうためにも、注文のしすぎにはご用心を。
(画像はプレスリリースより)

札幌国際観光株式会社のプレスリリース
http://www.cr-hotel.com/release/pdf/20161214.pdf