実は函館より札幌の方がネオンが多い
「北海道の夜景の名所を知ってる?」と尋ねると多くの人は「函館」と答えるだろう。もちろん函館の夜景は日本有数の美しさだ。しかし、光量は函館よりも札幌の方が多いということはあまり知られていない。
しかも、札幌は夜景を楽しむことができるスポットが多いのも魅力的。昼間は観光を楽しみ、夜には夜景を堪能するのが北海道旅行の醍醐味。
今回は札幌の景色や夜景を楽しむことができるスポットを紹介しよう。
無料で利用できる展望台も
展望台の多くは有料のところが多いが、無料で利用できるところも。
札幌市役所本庁舎の屋上には札幌市内を一望することができる展望回廊がある。4月下旬から10月下旬までの平日にだけ開放されているのだが、雪まつり期間中の平日も開放されているため狙い目だ。地下鉄大通駅から徒歩1分もしくはJR札幌駅から徒歩10分という訪れやすい場所にあるところもポイント。
また、旭山記念公園も無料で楽しめる夜景スポット。遊具や吊り橋などが設置されており昼間は小さい子供を連れた家族などもたくさん見られるが、夜が近づくにつれて夜景を目当てにカップルや旅行者がたくさん訪れる。
有名な夜景スポットを巡ろう
大通公園は札幌の中心と言っても過言ではないだろう。夏にはビール祭りが開催され、冬には雪まつりが開催される。ここは札幌のイベントスポットであり大小様々なイベントが行われているため訪れる前にはイベント情報も確認しておきたい。周りにレストランやバーもたくさんあり、きらめく光を楽しみながら食事やお酒を楽しむことも可能。
さっぽろテレビ塔からの夜景もおすすめ。ここからは札幌市街を一望することができ、大通公園を眺めることもできる。展望台を利用するには料金がかかるが、札幌を訪れたならここからの眺望を1度は体験しておいて損はない。
また、テレビ塔自体の光も美しく、札幌で1番高いビルであるJRタワー展望台T38から眺めるその姿は必見。JRタワー展望台T38からの眺めは他の都市では味わえない独特の眺め。ネオンの中に一直線に伸びる大通りを眺めていると心が吸い込まれそうになるだろう。
観光客向けの夜景スポット
地元の人はあまり行かないが、観光客には人気の羊ヶ丘。ここの展望台にはあの有名なクラーク博士の銅像も。牧草地と夜景のコントラストが美しい。
また、北海道3大夜景である藻岩山展望台も札幌の夜景を語る上では外すことはできない。ここの展望台は「恋人達の聖地」とも呼ばれており、幸せの鐘の周りにある手すりには愛の南京錠を取り付けることもできる。この南京錠はもいもいのお店もしくはスターホールにて入手可能。
山頂までは登山道を使うこともできるがロープウェイとモーリスカーを乗り継いで行っても楽しい。夜景を眺めながら食事を楽しめるレストランもあり、寒い季節でも暖かい室内で夜景を楽しむことも。
夜景が最も美しく見える季節は冬。寒い時期は空気が澄んでいるため夜景が美しく見えると言われているのだ。寒い季節は暖かい季節よりも恋人同士の距離感が近くなる。そんな恋人達にぴったりなのが夜景デート。
暗くなってからの夜景も素晴らしいが、日没の30分後は夕焼けと夜景を一緒に楽しむことができとてもロマンチック。肩を寄せ合って美しい眺めを楽しんでみてはいかがだろうか。
(画像はイメージです)