北海道のイメージと言えば、雄大で自然の景色を思い浮かべますよね。実際、春夏秋冬さまざまな色彩にあふれていて、スケールの大きい景色を見た時の感動は大きいものです。ラベンダー畑や函館の夜景、ケンとメリーの木といった超有名スポットはぜひ訪れたいところですが、実は話題急上昇のスポットや、あまり知られていないオススメの穴場の秘境スポットもオススメ。ここでは、特にオススメの3か所をあげてみました。
1.話題急上昇!?神秘的な色の池に枯れ木立つ幻想的な風景「美瑛の青い池」
「美瑛の青い池」って、どんなところ?
カメラマンの口コミから話題となったという池。青白い池に枯れ木の白樺の幹が立つ幻想的な風景。近年テレビや雑誌などでも取り上げられつつあるので、最近は多くの方が目にしているかもしれません。青白さが際立つスポットです。
どこにあるの??
旭川と富良野の間にある丘の街「美瑛(びえい)」にあります。
美瑛駅から南東側、白金温泉へ向かう道道966号線の途中にあります。
駐車場からはちょっと歩いていくことになります。
主要地からのアクセスは??
・新千歳空港から200kmほど、高速を利用して車で3時間程度。
・札幌市内から160kmほど、高速を利用して車で2時間30分程度。
・旭川空港から20kmほど、車で下道利用30分程度。
周辺にもこんなスポットあります。
道道966号沿いには、青い池のグッズの販売やお手洗いなどがある「白金インフォメーションセンター」があります。ドライブでお疲れなら、ちょっと一息するのにオススメ。
さらに道道966号線を南東へさらに3kmほど進むと、十勝岳を臨める「望岳台」があります。森林限界を超えたところにあり視界を遮るものがなく実に開放的。ちょっとゴロゴロした岩があるのでスニーカーが必須です。
ちょっと南西方向へ足を延ばせばケンとメリーの木やセブンスターの木などの北海道を代表する景色も見ることが出来ます。
その他情報
駐車場:乗用車100台、バス10台
見学可能時期:雪解けの春~積雪前まで(冬季は閉鎖)
2.摩周湖の裏にひっそりとたたずむ透明な池「神の子池」
「神の子池」って、どんなところ?
日本でも屈指の透明度を誇る「摩周湖」からの地下水からできている小さな池。魅力はなんといってもその透明度。雨が降っていても5メートル下にある底まで見えます。倒木が腐ることなく横たわっている様は非常に幻想的。静かな深い森の中にひっそりと佇んでおりまさに秘境感満載のスポットです。陽射しの強さによって池の色が変わるので何度訪れてもオススメ。
どこにあるの??
最寄りの空港は中標津空港となりますが、それでも1時間30分ほどかかり、交通のアクセスははっきり言って良くないのは秘境ならでは。摩周湖の裏展望台から約45分ほど。
道道1115号線から看板を目印に砂利道へ入って行くと駐車場があります。途中は狭く、蛇行していて見通しもよくないため、対向車が来てもヒヤッとしないように、速度を落としての運転をお勧めします。
駐車場からは歩いてすぐ。ひんやりとした空気の中に、ひっそりと佇んでいます。
3.水質日本一に輝いたこともある!!静かで透明な湖「倶多楽(クッタラ)湖」
「倶多楽湖」って、どんなところ?
日本でトップクラスの透明度を誇る摩周湖や支笏湖をしのいで水質日本一にもなったことのある湖です。登別温泉街から車で15分くらいの立地ですが、大型のバスが乗り入れることが出来ないせいか、にぎやかな温泉街とは異なり実に静かなスポットとなっています。ボートで湖畔に出ることが出来たり、期間限定でヒメマス釣りが出来たりと、穴場ながらレジャーも楽しいスポットです。
どこにあるの??
新千歳空港から道央自動車道を利用し40分程度で登別東IC。そこから道道2号線(登別温泉通)を北上し登別温泉へ行く途中の「中登別町」の信号を右折。看板があるので、簡単に気付くことが出来ると思います。観光道路を少し蛇行しながら進むと見えてきます。人が湖のほとりに立つことが出来るのはその道の途中にある小さなレストハウス周辺となっています。登別東ICからレストハウスまでおおよそ20分程度。札幌市内からだとおおよそ2時間程度になります。
倶多楽湖の透明度は、ボートで湖面に出てこそ!
他に紹介した絶景スポットよりも大きな倶多楽湖は、小さなレストハウスでスワンボートや手漕ぎボートなどの貸出があります。登別温泉方面へ観光道路を進むと高台からの展望台があり、ここも絶景なのですが、やはり湖面からの美しさを味わうことが出来るのが大きな魅力です。