冬の北海道って楽しめるの?寒いだけじゃないの?と、思っているそこのアナタ!
そんなことはありません!冬だからこそ見ることのできる景色が、北海道にはたくさんあるのです!!<br />
この記事では、そんな北海道冬の風物詩の一つとして知られる流氷について、基本の知識から楽しみ方までを徹底解説いたします!
目次
1.流氷はどこで見られるの?
2.見頃はいつ?
3.2大観光砕氷船「ガリンコ号Ⅱ」と「おーろら号」の違い?
4.船だけじゃない!「流氷ノロッコ号」?
5.最後に
1.流氷はどこで見られるの?
オホーツク海沿岸の宗谷・北見枝幸方向から知床を経て、根室海峡までの間の海岸で見られます。
紋別と網走からはいずれもオホーツク海への砕氷船が出ているので初めて北海道へ流氷を見に行く人にはこちらもオススメです。
白く輝くその神秘的な姿を見るために、国内のみならず海外からも足を運ぶ人が多いんですよ!
ここでは筆者イチオシの流氷ビュースポットをご紹介します。
①おーろら乗船場
せっかく流氷を見に行くのであれば是非とも砕氷船に乗って頂きたい!
2大観光砕氷船の一つ、おーろら号は女満別空港から40分、道の駅「流氷街道網走」から乗船できます。
見渡す限り真っ白に埋め尽くされた海を壮大に進むクルージングには、きっと感動してもらえるはずです。
オススメ度:★★★
アクセス:女満別空港から知床エアポートライナーで約40分
※エアポートライナーは1日に3便しか出ていない為、事前の時刻表の下調べはマスト!
(基本的には飛行機の到着時刻に合わせて9:10頃、13:50頃、15:20頃に出ているようです。)
【その他近隣空港利用の場合】
釧路空港から車で約3時間
紋別空港から車で約3時間30分
料金:大人/3,300円 小学生/¥1,650円 (流氷のある期間)
①ガリンコ乗船場
そしてもう一つの観光砕氷船、ガリンコ号Ⅱへは紋別港から乗船頂けます。
なにが違うの?という疑問は後ほど...
日数に余裕がある人は観光船の乗り比べなんかも体験してみてはいかがでしょう?
オススメ度:★★★
アクセス:オホーツク紋別空港から連絡バスで約12分<br />
飛行機到着の時刻に合わせて1日1便、紋別港までの連絡バスが出ています。
(基本的には飛行機の到着時刻に合わせて9:10頃、13:50頃、15:20頃に出ているようです。)
【その他近隣空港利用の場合】
稚内空港から車で約3時間30分
女満別空港から車で約3時間30分
料金:大人/3,000円 小人/1,500円 (流氷のある期間)
③流氷岬/オムサロ原生花園
紋別市街地の北西、渚滑川をはさんだ海岸線に1キロにわたって続く花園、オムサロ原生花園は流氷ウォッチングの名所のひとつです。
海岸に押し寄せる流氷を直に触れることができ、運が良ければ流氷山脈も見ることもできるかも!?
オススメ度:★★
アクセス:紋別市街地から車で約10分(国道238号線沿い)
料金:無料
④網走駅
駅から流氷が見えるの??
いえいえ、実は網走駅からは流氷ノロッコ号という列車が出ているのです。
こちらも詳細は後ほどご紹介します^^
オススメ度:★★★
アクセス:女満別空港からバスで約30分
料金:流氷ノロッコ号/網走~知床斜里まで810円
2.見ごろはいつ?
オホーツク海の流氷は、シベリア沿岸のアムール川の河口付近で毎年11月頃発生します。
日本には、海流に乗って1月下旬頃から姿を現し始め3月下旬頃までが流氷の見られる期間と言われています。
その中でも、2月中旬~3月上旬は比較的高確率で見ることが出来ると言われていますが流氷は風と潮の流れで常に移動しているので、早いときには短時間でも大きく位置を変えることは珍しくありません。
行く前には現地の情報を収集しておくことをお勧めします。
▲2013年2月26日に撮影
3.2大観光砕氷船「ガリンコ号Ⅱ」と「おーろら号」の違い?
先述した通り、オホーツク海へは「ガリンコ号Ⅱ」と「おーろら号」といった2つの観光船が出ています。
陸から見る流氷も素晴らしいですが、せっかく行くのであれば白く輝く流氷を間近で見たいもの。
目と鼻の先に広がる流氷は、まさに絶景です・・・!
しかしこの2つの観光船、いったい何が違うのかわからず、どちらに乗ろうか決めかねている人も多いはず。
実は、その大きな違いは氷の砕き方にあります。
「ガリンコ号Ⅱ」は船体前部についた2本の巨大なドリルで流氷を砕きながら進みます。
船体から浮かび上がってくる砕かれた流氷を間近に見ることが出来るのでお子様も飽きることなく見ていられるかと思います。
一方、「おーろら号」は船首から氷に乗りかかり船の重みで氷を砕いて進みます。
こちらもまた大迫力です。
4.船だけじゃない!「流氷ノロッコ号」?
流氷は見てみたいけど寒いのはちょっとニガテ...そんな方にお勧めなのが、「流氷ノロッコ号」です。
網走駅から乗車すると、進行方向左側に絶景のオホーツク海が広がります!車内にはだるまストーブがあるのですが、暖を取るだけでなく、車内で販売しているするめを焼くこともできるんです!これがまた、旅の良い思い出になること間違いなし!
5.最後に・・・
いかがでしたでしょうか?
実はこの流氷、温暖化の影響で将来的には北海道沿岸部で見ることができなくなる可能性もあるのです!(涙)<br />
ぜひ!今のうちに神秘的な景色を見に足を運んでみてはどうでしょうか^^
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